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いきなりですが、こちら何か分かりますか?
ポッカリ開いた四角い穴。
よぉく見ると木で囲われているのがお分かり頂けるかと。

こちら井戸です
木枠で囲われた井戸が出土しました。




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井戸の中には土器が。
井戸の中に土器があることは珍しいことではないんですよ~

誤って落としてしまったもの
井戸を廃棄する際に「水」の再生を願う祭用に意図的に置かれたもの 

これら井戸の底から発見される土器から時期的な変遷を辿ることが出来ます
一概には言えませんが、最初の頃(弥生時代中期頃~)はその量や種類も多いのに比べ
段々とその種類・量が減っていく傾向があるようで。。。
これだけでも井戸祭祀のあり方が変わっていることが伺えますネ

井戸の役目を終え、枠組み等がなくなった井戸は「ゴミ穴」としても使用される事もあった様です。
以前、こちらのブログでもニュージーランドのインバーカーギルと言う街で、
 開拓時代の井戸が発見された事を紹介させて頂いたのですが
(読まれてない方、読んでいただけるととても嬉しい、感謝
こちらの井戸も「ゴミ穴」と化しておりゴミがギッチリでした。。。
時代は全く違いますが・・・世界共通の様です笑
(前回のブログ、こちら↑↑から読めますよ~!!!!)



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こちらは別の井戸です。
上記の井戸と同様に木枠がされていますが、
木の組み方が異なってるのがお分かり頂けますか?




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もう少し掘ってみると・・・
きっちり、しっかり木枠が組まれているのが分かります。
これ、ちゃんと手描きで図に起こすんですよ
(そのための糸とメジャーが写ってますね)
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見付かったのは井戸だけではないんです~

土器、もりもりの土器。
大量の土器。

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もう少し近寄ってみます。
やっぱり、もりもりの土器。
土器、土器、土器。

ちなみに掘り進めたところ、さらに出てきたそうです・・・
掘った下からさらに土器。
その下からもさらに土器。
そしてそして、さらにさらに下から土器、土器、土器・・・

なんや、これは!!!

下にすすむにつれ、土器の量は減ってはいますが、
土器が出る→記録する→取り上げる→やれやれ、となるところが
まだおるっ!!!となるワケです。

しかも、ここら一帯は湿地帯で水がどんどん湧いてきます。
井戸にはもってこいの場所はありますが、調査には天敵
掘りにくい、記録(図面・写真)とりにくい、色々弊害があるんです・・・



土馬に井戸に大量の土器、
この地の歴史を知る貴重な資料です
どんな調査報告になるのか、今から楽しみです