GW明けと言うのは何でこんなにやる気が出ないのか・・・
五月病って、4月(新年度、新しい環境)になって慣れない環境による
疲れとかストレスとかが現れるのが原因の一つらしいです。
・・・・私、絶対「五月病」じゃない。これは単なる「怠け病」か


今回も兵庫県立博物館での研修の様子をお届けします
シリーズ第4回目です!
(現在、緊急事態宣言のため休館中です)
前回の3回目にしてやっと!やっとこさ!!展示室に足を踏み入れました笑
前回は「発掘広場」と呼ばれる展示スペースについてでした。
今回はテーマ展示の方へとご案内です~。


写真を撮りまくったので、厳選しないといけない。。。

見学前に講堂で行われた解説の際に見たスライドで紹介されていた遺物を見て、
本当なら展示品見ながらだったのかなぁと思うとちょっと残念な気持ちが。


a183988fbe9d9f3e98663516a6e6c47f
石鏃(せきぞく)と石剣。
石鏃は石でできたやじりです。
石剣の加工精度、すごくないですか?



e921eebe4d3786f812515f790ade7dd1
こちらは出土した骨です~
魚やイノシシ、鹿の骨です。
ジビエやんっ



cbb071d97eb3a65d55593d5f433062c5
一つの住居跡から見つかった土器。
何人家族だと思いますか?
解説の時に聞かれたんですけど、
何人家族だと思います?
5267abc3a1c6639e7cfaed2f2b043d75
こちら、木製品。
こちらも解説時にスライドで写真見てたんですけど、
奥にあるお玉みたいなやつ「杓子」なんですけど
思ってた以上に大きくてビックリ。
写真ではスプーンサイズと思ってたらお玉サイズ・・・
ぞの後ろにある木の塊、未完成の「杓子」らしいです
IMG_5257
こちら、真ん中のキラキラは遺物じゃないですよ
でも右の鋳型は本物です!
この鋳型を使用して造られた銅剣のレプリカが
真ん中のキラキラになります。
左の銅剣は別物ですが、実際に出土した銅剣になります。
現在出土するとこんな感じです。
もちろんキラキラはしてません・・・


e6a359d5747bb92fae396c39f5f06e6a-e1620367996424
兵庫県川西市の加茂遺跡で出土した
「栄根銅鐸」のレプリカです。114cmもあります
(本物は東京国立博物館蔵)
銅鐸の変遷に関しては、
「聴く銅鐸から見る銅鐸へ」と言われており、
後期になるほど大型化していく傾向にあります。
ちなみに手前にあるのは銅剣ではなく「銅矛」ですね
a75c29f1ad19fd10888473c1263c31ea-e1620368033656
こちら、加古川市で出土した「望塚銅鐸」
この銅鐸、入口に復元したものが置かれており、
復元したものは触れるし鳴らせます
この復元作業を行ったのが、
兵庫県立相生産業高校の学生さんです。
課題研究の授業の一環で行われたそうです・・・
相生産業高校 機械科の学生さん、お疲れ様でした。
31a2d49ef13fae6f648c5401aeb08100
相生産業高校による復元プロジェクトに使用された鋳型も展示されていました。
映像でも復元作業の様子も放映されています
試行錯誤の繰り返しでついに完成したのが、右下のキラキラしているやつです。
触れるし、音も聴けますよ~!弥生人と同じ音を楽しめるなんて・・・


6bd7525dae121c898969b5c0443f5cb8-e1620369344760
学生さんたちの試行錯誤の様子を是非ご覧下さい。
もちろん教員の方、学芸員の方の協力あってのことですが、
このプロジェクトを成し遂げた学生さんに拍手
て言うか、工業高校の設備ってスゴイね・・・・何でも揃ってるの・・・?イイナァ

5/22にはこのプロジェクトに関する講演会が予定されています。
(※講演会の応募は既に締め切られています。緊急事態宣言延長に伴う詳細は現時点で不明)


今日もお付き合い頂きありがとうございました。
展示はまだ続きますので、次回もお付き合い頂けると嬉しいです~
Hasta la proxima vez!