考古博物館へ行ってきました⑧
|
兵庫県姫路市、遺跡発掘調査・ドローン・測量・土木建設などの事業を行っているmatsuura株式会社です。
ホーム
>
スタッフブログ
>
測量部
>考古博物館へ行ってきました⑧
考古博物館へ行ってきました⑧
コンビニにジュース代だけ握り締めて行ったら
絶対食べたい新作スイーツ発見したけど金が足りず、何も買わずに
すごすご帰ってきたのは私です。
やっぱり数学系と向き合った後は脳細胞が死ぬ体質?らしいです・・・
何も浮かばない
気分を入れ替えて!!!
兵庫県立考古博物館での研修の様子をお伝えしたいと思います。
今回でシリーズ第8回目
竜山石ってご存知ですか?
高砂で採れる石材なのですが、古墳時代から現在まで採石されている歴史の長~い
石
です。
姫路城を始めとした城の建造資材としても活用されていたそうですが、
日本三奇 【石の宝殿】が最も有名でしょうか。
こちらの竜山石を用いた石棺が奈良県の古墳で出土しています。
重さ約
9トン
修羅(シュラと呼ばれるソリ)等を使って運ばれたにしても・・・
兵庫→奈良 を人力で9トン運ぶって、「スゴイ」以外に出てきません。根性
仿製鏡とは日本で製作された鏡のことです。
中国から持ち込まれた?ものを舶載鏡と言います。
中国製の銅鏡に倣って製作されたもので、
中国から伝わる以前から日本でも製造してました!
とかではないです。
こちらは加古川にある行者塚古墳(前方後円墳)
から出土した帯飾りです。
ここでは形象埴輪や巴型銅器なども発見されており、
粘土槨と呼ばれる埋葬施設も確認されています。
史跡整備もされていて自由に見れますよ~
何ていうか・・・土地に馴染んでます
「アナタ知ってる!」と声に出したこちら、
姫路の【宮山古墳】出土でした。
刊行物『宮山古墳出土品』の表紙にもなっています。
垂飾付耳飾と呼ばれていますが・・・
まぁ見ての通りイヤリングですね笑
こちらは指輪です~。
同じく宮山古墳からの出土です。
この宮山古墳ではたくさんの遺物が出土しています。
姫路市埋蔵文化財センターの裏にあるので、
埋文センターに行く際には是非~
古墳時代には既に
海外との貿易が行われていました
物資等だけでなく、
多くの技術も一緒に伝わりました
当時の港、こちら想像ですが、
実際もこんなに賑やかだったらいいな
平安時代以降、兵庫県内(東播)は
焼き物が盛んだったようです
この量の遺物を見ると
土器洗う事を考えてしまいます笑
すごろくで遊びながら、
目指せ「都」
天目茶碗です。
天目とは、元は中国で用いられた
釉薬=天目釉の事ですが、
日本では鉄釉のかかった茶碗を
「天目」と称しています
※全部じゃないですよ
ソーシャルディスタンス笑
ちゃんとマスクもしていましたよ。
私たちが今日を生きているのも、昔の人が国難を乗り越えてきたから。
私たちも未来に生きる力を繋がねば
展示するにあたり、
多くの協力がありました。
協力者・協力機関のおかげで
とても充実した展示内容でした。
楽しかったです
いかがでしたでしょうか?
屋内の展示
はこれにて終了です~
えっ?屋内の展示?
そうです~。この考古博物館の展示は屋内展示だけではありません
屋外にも楽しい展示がしています。
(※写真は講堂前に展示されている壺・甕たち。「壺か甕かクイズ」が出来ます笑)
と言うわけで次回はそちらを紹介しますね~。
そして次回で最終回です
長い長いお付き合いありがとうございました。最後も宜しくお願いします
Até logo
«
考古博物館へ行ってきました⑦
考古博物館へ行ってきました⑨
»
発掘調査 – 現場作業
発掘調査 – 室内作業
ドローン
測量
土木建設
会社概要
新着情報
リンク集
サイトマップ
プライバシーポリシー