きっかけは

現場からの第一報

『時間が無いし手で書くのは大変なので写真で処理して下さい』

との依頼でした。
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1層目


土器が密集して出土した場所を

現場からの要望で「高さを点群データから補間したい」との事だったので

3次元的に撮影した写真をフォトスキャンで処理

翌日に指示された縮尺のオルソ画像を現場へ納品

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2層目

すると更に下からも土器が出土したとの事で

追加撮影の依頼があり

2層目を撮影

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3層目

以下連日のように撮影依頼が

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4層目

3層目の時点で点群データを重ねて表示させる事を現場へ提案しサンプルを作成

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5層目

それが大好評だったので

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6層目

最後まで続けて撮影する事が決定

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7層目

層が深くなればなるほど撮影や精度維持の難易度も増えたのですが

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8層目

現場の多大な協力のおかげで

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9層目

述べ9日間(10回)の撮影と処理が無事に完了しました。

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10層目

この結果を踏まえて

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10層重

次回以降は撮影方法や撮影するタイミングに

精度管理を創意工夫していきます。

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10層重断面

従来の平面図や断面図の積み重ねやでは表現が不可能だったのが、
点群データを活用する事によって視点を変えたり、
表示させるデータを選別したりと可能性は無限大に広がります。

ご依頼は松浦興業まで!