測量部

Let's Try PhotoScan フォトスキャンを試して見ましょう！ 平面図・断面図等の二次元の記録から三次元データへ。 松浦興業ではデジタル写真測量の可能性へ取り組んでいます。 PhotoScanってとっても簡単です！ それに処理データの保存や出力以外の機能は無料で試せます。 なので一連の処理方法などをボチボチとブログで紹介します。 遺跡発掘調査の3次元での記録・保存に お役…

オルソ画像と点群データの合成を依頼されました。1ピクセル0.0002mと超高解像度のオルソ画像なので、四苦八苦しながら挑んだ結果、無事に合成完了です。

デジタル写真測量で使用しているマーカー、遺跡発掘調査工事の現場で使用すると泥で汚れます。 汚れたり中心に穴が開いているとPhotoScanがマーカーの検出精度が低下します、なのでジャブジャブと洗って古いマーカーを剥がします。松浦興業では太陽光の反射を抑えるために紙に印刷したマーカーを使用しています。

今回のデジタル写真測量の依頼は、焼失住居の「赤褐色の焼土」と「炭化した屋根材」のオルソ画像化と3次元点群データの作成です。

写真測量の利点なのか？欠点なのか？高解像度の写真の方が精度も良くきれいなオルソ画像や点群データに仕上がります。 ですが、高解像度の写真＝データ容量が大きくなります。 数枚から数十枚だと気にならないですが、100枚150枚・・・500枚/日×一週間や一ヶ月単位になると膨大な容量になります。 そのデータや結果を次世代の解析技術のために安全に保存するには大変です。

3D点群処理システムTREND-POINTビューアーの使用方法 How to use 3D point group processing system TREND - POINT viewer

現場は工期内に納めないといけません。工期間際に重要な遺構が出た場合や、ドロドロで手書きは困難場合には写真測量が大活躍！ だだし、撮影後すぐに埋め戻しだとプレッシャーがハンパネ～！

災害現場をドローンで素早く安全に撮影し、フォトスキャンで3次元化します。その結果をトレンドポイントで処理して断面図や数量を算出します。