フォトスキャンの精度、要の一つは写真です。
ピンボケやブレブレはもちろん
歪んだレンズの写真はダメです。
それと1カ所だけピントが合っている写真もダメです。
理想的な写真は？
写ルンです的な
全体的にピンとが合っている写真＝どこにもジャスピンしてない写真です。
（手前から奥まで文字が読める写真）
（ひな壇に並んで写したクラスの集合写真）
例えば
この斜め写真
手前のマーカー8番
ちゃんとマーカーの中心がわかります。
7番のマーカーもOK
左側奥の1番のマーカーもかろうじてOKです。
右側奥の4番のマーカーもかろうじてOKです。
特に斜め写真の撮影は難しい！
正対した写真でも
使うレンズによっては
中央と外側では解像度が異なる場合があります。
もちろん高低差がある場合でもピントの位置が難しくなります。
使うカメラのセンサーサイズや解像度も重要です。
5cmマーカーを拡大すると
マーカーの中心がクッキリと
これが1ピクセル0.0002mの超高解像度のオルソ画像を生み出す要因の一つです！
ただし、高解像度のカメラはブレ写真を量産する事も！
マーカー検知後に座標値をインポートした時の暫定精度
全ての写真のマーカーをグリーンフラッグにした確定精度
（測量機材の誤差も含まれています）
適当な写真だと適当な精度になります。
もちろんレンズの歪みを補正するレンズキャリブレーションも超重要です。
