現在、姫路市網干と姫路市広畑で発掘調査中の前田と才村の両遺跡。

順調に発掘調査工事も進み、この度現地説明会を催すことになりました。

神戸新聞の10月17日の姫路版にも掲載されました




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前田遺跡は姫路市網干区高田にあり、

古墳時代の集落跡です。

(弊社所有のドローンにて撮影)

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竪穴式住居跡が新たに10棟以上見つかっており、

これまでの調査で30棟近くが確認されています。
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井戸跡から古墳時代中期(5世紀頃)の須恵器がほぼ完全な形で残っており、

朝鮮半島で見られる波状の幾何学模様の「コンパス文」が施されてます。

ほぼ完全な形で残っているのは国内でも珍しいことなんですって
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才村遺跡は姫路市広畑区才の夢前川周辺の平野にあり、

今回は、今年の6月末に地元説明会のあった場所の

北側にあります。
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この度の調査では600を超える柱跡が見つかり、

大規模集落であったことが分かりました。
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調査地では鎌倉時代以降の中国製の白磁や青磁器なども出土したり、

平安時代前期(8~9世紀)のすずりや「永」と刻印された木製容器

【上の写真・・・ちょっと横向き】も見つかりました。

両現場とも10月20日に現地説明会を行います。

前田遺跡は同日午前10時~11時半(問合せ:前田遺跡発掘調査現場事務所  079-275-1007)

才村遺跡は同日午後1時半~3時(問合せ:才村遺跡発掘調査現場事務所  079-238-0234)

過ごしやすい秋の一日・・・現地説明会をはしごして、どっぷり歴史ロマンにひたる休日なんていかがでしょうか