昨年来、考古学界を震撼させた奈良市の富雄丸山古墳の発掘調査。
木棺では初めて確認された縄掛け突起、他に類を見ない盾形銅鏡、世界最大級の鉄剣、棺内副葬も三角縁神獣鏡とおぼしき銅鏡3面、被葬者の足元に置かれた盾櫛、そして頭部付近には水銀朱も。
全てが国宝級!! 空白の4世紀を埋める大発見!!
と連日トップニュースで報道されている。
そもそもこの古墳、眼下に巨大前方後円墳が集中している『佐紀盾列古墳群』を見下ろす立地にあるものの、その墳形は円墳。造出しと呼ばれる突出部を持っていますが、あきらかに前方後円墳ではない。
また、今回、豪華な副葬品が出土した木棺墓は、造出しに作られた第2主体部で、被葬者は女性の可能性が高い。
いったい、あなたは誰?
蛇行鉄剣のクリーニング作業が終わったため一般公開へ。という報道が!!
今後は保存処理が行われるはずやから、次の公開は何年も先になるやろうなぁ!!
ということで奈良県の橿原考古学研究所付属博物館へGO~!
覆っていた錆が落とされた姿。全長237㎝、うーん!圧巻や!!
鞘の木質は残ってないものの、黒漆が塗られている部分から把頭や鞘口、剣を地面に立たせるための石突(突起)の形までもが確認できる。
す・す・すごい! マジ 感動もんやぁ~
いやぁ、人は多かったけど、良い目の保養、奈良まで走った甲斐がありました。
翌日知ったのですが、来場者は8日間で1万6千人。
皆さん、ロマンを感じてるんやなぁ。