Marker01

今回はマーカー(対空標識)の配置方法

現場の形をした布を天井にピンで留めます。
それもたるみが無いようにピンと張ります。

Marker02

四角い布だと
四隅と中央にピンを刺すと
たるみが無く張れます。

ピンの位置=マーカー(対空標識)の配置場所です。

Marker03

こんな形状だと四隅と中央だけでは垂れてきます。

Marker04

垂れた場所にもピンを刺します。

なんとなくイメージ出来ました?

更にマーカーは
一番高い所と
一番低い所にも配置しましょう。

マーカー間隔は
私は
遺跡発掘調査の記録・保存で使用しているA2の方眼紙サイズを基準に
1/10なら
1/20ではと
縮尺や精度で決めてます。

マーカーとマーカーの中間付近に検証点用のマーカーを配置して、
精度検証する場合もあります。

PhotoScanの精度が良い形状は
正方形
次に4:3程度の長方形まで。

精度が悪いのは細長い形状
極端に道路や河川のように細長い形状の場合は
小分けして処理し最終的に合成する方法をとってます。
高低差がきつい現場も苦手ですが、
多層で撮影する方法で補ってます。


まだまだ続きます。

遺跡発掘調査の3次元での記録・保存に
お役立て頂けましたら幸いです。