京都市伏見区の淀水路は河津桜がもう満開。の季節到来です!
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京都市伏見区の淀水路
菜の花もチラホラ!
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夜桜見物です!
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河津桜の花弁
 桜はバラ科サクラ亜科サクラ属の落葉広葉樹の総称ですが、日本の固有種は山桜や大山桜、大島桜など10種類ほど、一番よく見るソメイヨシノや早咲きのヒカンサクラは交配による雑種です。そう、桜は人為的なものや自然交配により細かく分かれており、学名や品種名など複雑怪奇です。
 まー、日本で一番良く見るものはヒガンサクラとオオシマサクラが交配した『ソメイヨシノ』と思えば間違いなし。
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シダレ桜(福岡県うきは市の身延桜)
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シダレ桜(京都市 平野神社)
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半島いっぱいに広がる河津桜(大分県津久見市四浦半島)
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河津桜(大分県津久見市四浦半島)
 ちなみに江戸時代末期に上駒込村染井(現在の東京都豊島区駒込)の造園業の方々が江戸彼岸桜と大島桜を交配させて作ったのが『染井吉野』、また、昭和30年頃に静岡県賀茂郡河津町で見つかった大島桜と緋寒桜の自然交配した原木が広まったものが『河津桜』と言われており、そうすると江戸時代以前のお花見は今と違って山桜などの固有種を愛でたことになります。
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臥竜桜(福岡市東区名島神社)
 話は変わって、今年から開花予想は民間の気象予報会社が出していますが、昨年までは気象庁も発表されてました。これは長年、「生物季節観察」として実施されてきたもので、これまでの観測結果と気象台が定める基準木の目視から予測されてきました。
気象庁のホームページを閲覧すると昭和28年まで遡ることができます。約70年間もの観測データ、これもまた歴史資料であり、貴重な記録です。(神戸を見てみますと、昭和28年は4月4日、令和3年は3月26日が開花日でした。)

 もうすぐ、姫路にも開花や満開の知らせが届きます。
 姫路城の桜はきれいだろうなぁ!今年は京都の名所や奈良の吉野にまで足を運ぼう!!