次の現場が始まる前に、I君と測量研修を兼ねて石棺仏の調査に行ってきました。
場所は姫路市的形の福円寺さん。いきなりの電話にも関わらず、快く測量調査を許して頂いたご住職には本当に感謝です。
次の現場が始まる前に、I君と測量研修を兼ねて石棺仏の調査に行ってきました。
場所は姫路市的形の福円寺さん。いきなりの電話にも関わらず、快く測量調査を許して頂いたご住職には本当に感謝です。
その後、所見を書いていたのですが、火焔を纏う不動明王とは言え、凝灰岩の石棺には左上から右下にかけて赤色顔料が。程よく色あせて、古墳時代のベンガラにも見える。石棺埋葬時のまま?それとも彫仏時の塗布? 右上の火焔には塗られていないから石棺そのものに塗られていたのかな。
分析に出したいなぁ!
ちなみに高砂市を中心に加古川市、姫路市の一部に多く見られる石棺仏。不動明王が彫られているのはこの福円寺だけとか。貴重なものです。
風化により痛みつつありましたが、今回、記録できてよかった。
さっそくデータを会社に持ち帰り、画像処理開始。出来上がりは、また後日に。