11月なのにおでこを蚊にかまれました。。。
ちなみに同日の帰り道、バイパスに侵入した自転車を見ました
電光掲示板に注意を促すメッセージが流れているのは確認していたのですが、
実際にバイパスで自転車見ちゃうとビックリ
※私のおでこを襲った蚊は仕留めましたよ!


さてさて、まだ蚊も活動中だった11月の暖かな日にドローンを飛ばしました
今回はドローンの研修に参加したメンバーも参戦です!
(ドローン研修についてはこちら→ドローンスクール

研修の成果を出すべく、いざ出陣~


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実際の現場で飛ばしましたよ

今回の撮影の目的は土量計算のためです!
最近はドローンによって撮影した写真データを元に土量の計算を行うことが出来るんです

ドローン測量による土量計算は国土交通省の提唱する事業でも推奨されていて、
作業の効率化やコスト削減が見込めるなど今大注目の方法です



ドローンを使って上空から撮影した写真の点群処理を行い、
3D点群データを作成して土量算出を行っています。
土量計算だけでなく上空から見た俯瞰写真(オルソ画像と言います)も作成可能なので
図面が読めなくても写真で分かるという利点もあるんです!

「オルソ画像」の「オルソ」とはギリシャ語で「正しい・ひずみのない」と言う意味なんです。
航空写真では高層ビル、山間部はひずみが生じやすく
写真の外側にいくほど倒れこんだように写ってしまいます。
こう言ったひずみを修正し、補正をかけたものが「オルソ画像」となります



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青空の下で飛ばすドローン、何か楽しそう?!
ってお仕事ですからね

撮影もただ写真を撮るだけではなく、
きちんとルートや写真のオーバーラップも考えつつ行っていきます
※周辺の住宅に考慮して加工を施しています。


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こちら実際のオルソ画像です。

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このメッシュ部分の切土量が算出できます。
※計算するのはソフトが行いますよ~


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こちらが点群データ

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2次元の設計データから
3次元の設計データを作成!




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設計データを基準に
切盛土量を算出可能



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切盛の位置も確認もOK!
ドローンを使用した最新技術もmatsuuraは取り入れています
日々進化する技術、覚えるのが早いか進化が早いか笑



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この2枚の写真、何の写真か分かりますか?
光波が導入されていなかった時はこれらの道具を駆使して平面図を描いていたんです!!
約20年前は光波を用いた電子平板なんてなくて、手実測が基本でした。
レベル覗いて電卓叩いて、巻尺とスタッフを持つ係りは調査区を駆け回る・・・
そんな光景が当たり前でした。

今や光波があって当然!な発掘調査。
時代の進化と共に発掘調査も進化しています
考古学の世界は意外と最先端の技術が溢れているんですよね~。
最新の測量技術も取り入れながらmatsuuraは頑張りますよ~

遺跡調査だけでなく、測量のご相談などもございましたらお問合せお待ちしております