天気予報は晴れ!! 今日も元気に発掘調査です。

 現場の空も晴れている。がしかし、なぜか雨が落ちてきました。

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発掘現場は晴天・・・のはずが?
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雨がポツリ、ポツリと。

 こ、これは!!

  「きつねの嫁入り」だぁ~

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高台寺(京都市東山区)の「狐の嫁入り行列」
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かわいい、狐のお嫁さんです。

 「きつねの嫁入り」は、所謂、天気雨と呼ばれる気象現象のこと。

 晴れているのに突然の雨、この不思議な現象を狐が婚礼姿を人間に見られないように、雨を降らせていると昔から云われています。

 また、地方によっては延々と続く怪火を、婚礼行列の提灯に見立ててきつねの嫁入りと呼ぶこともあります。

この怪火、人や動物の含まれるリンが発火する現象とも考えられており、やはり不思議な自然現象を狐の怪異に見立てた

ものです。

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新婦は夕焼けに向かって進みます。
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安倍清明
 清明神社(京都市上京区)内にある清明像。
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式神

 話は変わって、狐にまつわるお話し。

 陰陽師で有名な安倍清明、彼の母親は「くずの葉」という狐と云われており、清明自身も幼いころから霊力を持っていた

と。また、陰陽師となってからも「式神」と呼ばれる鬼神を操って政界で活躍したと記録されます。

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巻物を咥えていました!
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伏見稲荷大社(京都市伏見区)
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狛犬同様、玉を咥えています。

 全国のお稲荷さんの総本山、伏見稲荷大社の御使者も狐さま。

 こちらは五穀豊穣の神様として大社には稲穂や巻物などを咥えた狛狐がたくさんいます。

 こんな風に狐は神の使いであり、霊力を持った動物ですが、実は怖い一面の方が。

実在した中国最古の王朝であるを滅ぼしたのは「九尾の狐」が化身したお妃と云われて

います。皇帝からの寵愛を盾に政治に関与し世の中を混乱へと導いた怖―いお妃なんです。

 また、日本でも平安時代、鳥羽上皇の御代にも「九尾の狐」が帝の寵愛を受けていた「玉藻前(たもものまえ)」

に化けて朝廷の転覆を計ったと。

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こちらのお狐様は、稲穂を咥えています。

 怖いなぁ。

しかし、何でキツネなのかなぁ? タヌキもよく人に化けるのに。

 

 どうせ怖い目に会うのなら、私は狐の方がいいなぁ。

なにせ、ファイターズガールズどんぎつねさんがいるから。