これが、チヴィタ・ディ・バニョーレージョです。
Civita と言うのはラテン語で「街」と言う意味だそうです。
イタリア中に「Civita」と付く場所があるため「~(地名)のチヴィタ」と区別をしており、
ここは【バニョーレージョのチヴィタ】と呼ばれています。
なぜ、ここが「天空の城」と例えられているかと言うと、
見ての通り切り立った丘にそびえるその風貌が由来です。まさに本家のアレ!!
手前に見えている細い道だけが街へと続く唯一の道!!!そんなところも素敵
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イタリア人の間では有名だった観光地、最近では世界各国の人が訪れる場所となりました。
本家「天空の城」のモデルになった
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説があり、日本人にも人気の場所です。
そして「天空の城」以外に「死に行く街」「滅び行く街」とも呼ばれています。
これはこの地出身の詩人が自分の故郷をこの様にと表現したからなのですが、
こんなに素敵で観光客も来るのに何故?と思いますよね~
理由はこの立地なんです。
そもそもこの街は約2500年前に先住民であるエルトリア人が築いたのが始まりで、
敵から守る為にこんな切り立った場所を選んだのですが、
風雨の浸食が現在も続いており、いずれ自然消滅してしまうと言われているんです
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