冬ではありますが、暖かい日差しの本日。
以前(10月)にご紹介した【登リ田遺跡】の現地説明会が行われました
調査も佳境に入っており、これが最後の説明会です。


前回、現地説明会の様子をお伝えした際に少し書かせて頂いたのですが
(読まれていない方は是非読んで下さい~!!写真だけでも見る価値はありますから)
(前回のブログはこちら↑↑から読めますので~)
こちらの登リ田遺跡は役所関連の施設があった場所の可能性が高いと見られています



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今回の現地説明会ですが、10月に行われたものとは異なり
地元の方に向けた小規模なものでした。
とは言え、現地説明会でのコロナ対策は「当たり前」となっています。


この黄色いコンテナの中に展示用の遺物が入っていますよ~



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馬の骨、ちゃんと「馬」って
分かるくらい綺麗に残ってます

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馬の骨も出ましたが、
土の馬「土馬」も出土しました~




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馬以外にもたくさんの土器が
出土しました~
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こちら、建物の跡になるのですが
そこそこ大きな建物だっとことが分かりますね~



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こちらは井戸です。木枠がしっかり残っています。
この井戸の中からは何か出てきたのかなぁ??
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こちら、完品!!!で出土です~
甕(かめ)って漢字、見ずに書けます?
私、書けます


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高坏(たかつき)も出土しています。
完品ではありませんが、
結構大きそうな感じがします



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自分で見て「何この球体。。。」
と一瞬思ってしまいました
甕の口が下にして置いてました(恥
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坏(つき)や漁に使われたとされる
土製の錘(おもり)も出土しています



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噴きこぼれ、なんて聞くと
ちょっと親近感が湧いてきます
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鉢と坏・・・
鉢の方が深いけど区別が難しいなぁ
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こちら、「土馬」です。
読んで字のごとく土製の「馬
足も鞍も見付かっています~



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「土馬」は2体出土しています。
馬より墓標?がちょっと気になります。
いや、結構気になります笑



皆さん、「SK〇〇」や「SX〇〇」とありますが何ぞや!
と思いませんか?

これらは略号でして、
SB:建物(柱穴列)、SD:溝、SE:井戸、SH:住居址、SK:土坑、SX:不明、
をそれぞれ指しています。(※これ以外にもあります)
どこの団体もこの略号と言うわけではなく使用しない団体やこれとは異なる略号を用いる団体もあります。
が、今後見学に行かれた際は参考にしてみて下さいネ~

SH〇〇とあれば「あ、これは住居の跡から出たのかぁ」と少しだけ深く知ることが出来るはず。

登リ田遺跡、調査成果の発表が楽しみです