本日は二十四節季の「寒露」です。
“秋が深まり野草に冷たい露がむすぶ”
とされている日です。
日中は暑い日もありますが、朝夕の冷え込みに秋を感じるようになりました

10/4 に登リ田遺跡の現地説明会が行われました。
その様子を少しご紹介したいと思います。

地元の方、一般の方、合わせて200名近くにご来場頂きました~
ありがとうございます


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会場の様子をご紹介する前に、
今回の会場となった登リ田遺跡の全景(北側より撮影)がこちらです。
※兵庫県まちづくり技術センター 埋蔵文化財調査部のHPより



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普段は「関係者以外立入禁止」
ですが、この日は皆さん続々とご来場頂きました~


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コロナ対策も踏まえて、
少人数のグループに分かれて行われました。


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掘立柱建物跡です。
登リ田遺跡ではたくさんの柱穴が出土しています!


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現説中、少しでも良く見て頂くために
穴にたまった水の排水作業を行っています。



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柱穴の底に「礎石」が確認出来ます。



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全景からも分かるように、柱穴がたくさんっ!!


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パネル写真では、検出状況や作業中の様子が紹介されています。
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特筆すべきは左の2枚。
「馬の骨」が出土したんですよ~!


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馬の骨を取り上げる際は
「液体窒素」を使用したそうです。



土器などの遺物もたくさん出土していますので、
そちらも紹介していきたいと思います。
展示されているのはもちろん出土したもののごく一部になります。





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水筒型の須恵器、「提瓶」
丸いフォルムが可愛くないですか?
環状の突起に紐をつけて使用していたと考えられています。
この突起、環状→鉤状と変化していくのですが、
最終的にはなくなります。。。
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土錘は漁具の一つです。
川に近い土地なので漁が行われていたことが
想像出来ますね。
網のオモリとして使用されていたと考えられています。
(土錘は機織具のものもあります)
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たくさん面白い遺物が出土しています。
祭祀に用いられたと考えられる土馬の一部、
墨書土器(墨書があるの分かりますか?)、
そして軒丸瓦です。




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この軒丸瓦ですが「播磨国府系瓦(古大内式瓦)」
と呼ばれているそうで、この模様が特徴です。
播磨地域の国衙(こくが・役所のある区画)や
駅家(えきや・うまや)、寺院に使用される軒丸瓦
なんだそうですよ~。


以前、ご紹介しました才村遺跡もそうですが、
こちらの登リ田遺跡も役所等があった場所の可能性が高そうですね~。
さらに、『播磨国風土記』に記載のある施設に関連する場所であると推測されています。

登リ田遺跡は現在も調査中です。
新たな発見があるのか楽しみですね