彼岸。
煩悩だらけのこの世において、極楽浄土を目指して修行をする期間のことで、春と秋の二回巡ってきます。
彼岸。
煩悩だらけのこの世において、極楽浄土を目指して修行をする期間のことで、春と秋の二回巡ってきます。
平安時代に起こった末法思想の影響下、極楽浄土への思いは高まり、民衆は極楽に見立てた寺院へと修行の意味合いで訪れます。
現代でこそ修行はしないものの、一般の家庭では仏壇を綺麗に掃除し、お墓参りをするなどお彼岸の期間は特別なものになっています。今日、秋の彼岸は「秋分の日」を中日として、その前後3日間。
そしてこの時期、突然現れるのが目にも鮮やか曼珠沙華。そう彼岸花です。
彼岸花(ヒガンバナ)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。中国大陸が原産と言われ、日本では北海道、東北を除く全土で見られます。
と言うことで、秋分の日に彼岸花をもとめて・・・・。
行き先は神河町新野。ここは元禄六年(1693)頃から造られ、今も現役で稼働する『新野の水車』が有名なところです。
田舎の水路にギシギシと音をたてて回る水車、その脇に咲く曼珠沙華。
まさに日本の原風景って感じやったぁ!!
でも、花の盛りはまだやった。
しょうがない、お彼岸やし、ここはおはぎを食べましょ!!