飛鳥川の飛び石
明日香川 明日も渡らむ 石橋の 遠き心は 思ほえぬかも 『万葉集』(巻十一)
明日も飛鳥川を渡って会いに行きますよ。私の気持ちは飛び石みたいやなく途切れてへん!
昨年は、大安寺笹酒祭りに行って、奈良ホテルのラウンジでめっちゃ高いティータイム。
夕暮れ時に大池から薬師寺三重塔を遠望して、夜は誰もいない東大寺二月堂へ鐘の音を聞きに、というデイープな旅を所望。
そして今年は万葉集に出てくる飛鳥川の飛び石を渡りたいと!!
で、私と言うと石造五輪塔でも見て回ろうかなぁ!と提案!
うーん、なかなかマニアックな二人や。
さて、五輪塔の見て歩きですが・・・
何といっても飛鳥寺の側にある『入鹿の首塚』が有名!!
鎌倉期の石塔ですが、大化の改新ではねられた蘇我入鹿の首がここまで飛んできたという謂れが。
ここには『伝 北畠親房之墓』があります。
室町幕府(南朝方)の重臣である親房の墓と伝わるだけあって凄く立派なものでした。
そして最後は、相撲の開祖『野見宿禰五輪塔』へ。
『日本書紀』に「垂仁天皇の御代に当麻蹴速と相撲を取り、宿禰が蹴り殺し勝利した」との逸話が。
どれも後付けの謂れでしょうが、そんな事はどうでもよい。
歴史の舞台で活躍した人々の所業がその地に伝わるのですから・・・。
マニアックすぎましたぁ⤴
それでは、みなさまには
いざ いざ奈良
紅葉をどうぞ~!!