私の趣味と言えば・・・、京都散策。もう何年も通っています。当然、御朱印集めも。

それに各神社のおみくじ付きの置物。最近数えたら31個もありました。

 そう、私には収集癖があります。

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御朱印帖
 京都の御朱印集めも4冊目に突入!!
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かわいい置物みくじ
 それぞれ特徴のある神社、仏閣のおみくじ

最近では漫画本の『宇宙兄弟』(小山宙也 作)。私は書店で購入せずにわざわざ特装本を注文。そしてオマケに付いているオリジナルグッズを飾るしまつ。当然、本は番号順に綺麗に並べて、グッズのレイアウトも考える。

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漫画本コレクション
 並べますよ~!凝りますよう~!!

 いったい、いつからだろう?この収集癖。

 子どもの頃は記念切手や古銭集めもしていたなぁ。テレビの買取りのCMを見ると、いつも思う。どこにいったのだろう?

学生時代、発掘調査のアルバイト料は大概、専門書で消えた。だから家を建てたときには造り付けの本棚を設け、報告書や専門書を押し込んでは眺めていたっけ。いつも読むわけではないのに、眺めては楽しんでいたなぁ。

そう言えば・・・、博物館とは「歴史、芸術、民族、産業、自然科学等に関する資料を収集し、保管(「育成」を含む)し、展示して教育的配慮の下に一般公衆の利用に供し、・・・必要な事業を行い、あわせてこれらの資料に関する調査研究をすることを目的とする機関」と法律で規定されていたっけ。(博物館法第2条)

 

 収集、保管、展示だけではダメ、活用しないとね。

 しかし、この収集癖、考古学には役立ちます。収集したものも並べ、観察し、少しの形態変化を見逃さず、そして土器編年を組み立てる。

 ダーウィンの『進化論』が元になった型式学。そう形あるものは時代とともに変化します。

音楽媒体をとってみても蓄音機からレコードプレーヤー、MDCDそして今ではスマホにダウンロード。

 自動車や列車の形、ミ〇キーマウスの顔までも時代によって変化する。遺跡から出土するあらゆる遺物も同じ。

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『考古学ジャーナル』
 九州の甕棺。その昔、寄稿したなぁ
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九州の甕棺編年表
 もう20年以上前になるのかぁ。
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弥生時代の土器編年表
 こちらは稲作開始期(弥生時代早期)の土器編年

こう考えると、考古学の発展は収集癖から始まったんじゃないかなぁ。