航空写真測量の図化打ち合わせに西宮へ。
姫路市に住んでいると西宮市が大都会に見えてしまって。高いビル群、道路に歩道・・・コンクリートジャングルやぁ!!5階フロアでの打合せ、これも新鮮。都会やぁ~
航空写真測量の図化打ち合わせに西宮へ。
姫路市に住んでいると西宮市が大都会に見えてしまって。高いビル群、道路に歩道・・・コンクリートジャングルやぁ!!5階フロアでの打合せ、これも新鮮。都会やぁ~
打ち合わせも無事終わり、ビルを出るとふと目に止まる。ビルの谷間に小さな祠が。
手を合わせお参りし、閉まっていた扉をそっと開けると、『昭済地蔵』と記されてお地蔵さんがいらっしゃいました。
昭和2年の道路建設の際に偶然掘り出され、この地に祀られたものらしく、昭和という新たな時代も救済いしてもらう意味から名づけられたみたいです。
親しみを込めてお地蔵さんと言っていますが、正式な名称は「地蔵菩薩」。
サンスクリット語では、大地が全ての生を育む力を蔵するように、無限の慈悲をもって苦しむ人々を救う者という意味から「クシティ(台地)・ガルバ(ガルバ)」と呼ばれています。
地蔵菩薩は、浄土信仰が普及した平安時代に木彫として盛んに彫られますが、道祖神信仰と融合した中世以降からは石造として路傍に祀られます。
ビルの谷間で見つけたお地蔵さん。都会化されても日本人の心は息づいているんだなぁ。