引接寺(京都市上京区)
千本ゑんま堂と呼ばれています。
いつものようにお盆は京都で。
今年は台風の関西地方直撃もあって、16日の早朝に上洛。
先ずは千本ゑんま堂で送り鐘を撞いて、次は護摩木を求めに松ヶ崎へ。
そして送り火は『妙・法』で。
今年の五山の送り火も綺麗やったぁ。まさに京都のお盆って感じ!話は変わって、お盆のことについて少し。
遠くに住む子どもたちや親せきが集まる民族大移動の期間とも言えますが、お盆は本来、亡くなった方やご先祖様の霊を1年に1度、家にお迎えする先祖供養の伝統行事です。
一般的には8月13日から16日の期間を指しますが、沖縄や奄美地方では旧暦(7月中旬)で行われています。
また、正式な名称は『盂蘭盆』(うらぼん)と言い、釈迦の高弟のひとり、目連が亡き母が間違って地獄に落とされ今も苦しんでいることを知り、7月半ばに先祖を敬い祈りなさいという釈迦の助言のとおりにすると、母親は救われ天国に行ったという仏教の救済説話が元に始まったと言われています。
こうした事を書いていると、お盆の時期って、両親の事を想い、子どもたちの幸せを願いと、ほんと清らかな気持ちになるなぁ。
さて、お盆も終わり今年も残り4か月。
まだまだ暑い日が続いて発掘調査も大変ですが、あと少しの我慢、我慢
「暑さ寒さも彼岸まで」やで!!