台風シーズン突入です。
関西にもやってきましたね・・・交通機関への影響がスゴイですね。

さて、こういった災害時に役立つ地図があります。
ハザードマップ
ではなく

赤色立体地図

と言います。
「せきしょくりったいちず」と読みます。

ハザードマップのように避難場所が~と言う意味で役立つものではないです。
どちらかと言うと災害後!に役立てているようで・・・


この赤色立体地図は私たちが【図化名人】でお世話になっている
アジア航測さんが作成されています。
ちなみに特許持ってらっしゃるんですが、日本周辺国やアメリカでの特許も持ってます。

『地形が直感的に分かる地図』として国土地理院のHPでも公開されていますよ~。

とりあえず百聞は一見にしかず!

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これは国土地理院からのHPで誰でも閲覧可能です。

どんな風に見えますか?立体的に見えません?
これが特徴なんですっ!!

そもそも地図の立体視って難しいんですよ。
慣れたらパッと見ただけで分かるらしいんですけど
私も学生時代に挑戦しましたがこれが中々に大変でした。
そんな中、登場したのがこの赤色立体地図です。

どの方向から見ても立体的に見える地図。
地図界の革命と言える大発明です
赤色と言うのも重要で試行錯誤の結果、この色になったそうです~。

この赤色立体地図は航空レーザー測量とかで必要なデータを取得、編集して作成します。
(※めっちゃザックリ言うてますが必要なデータを早急に取得するのもスゴイ)
用途は色々あるのですが先にもお伝えしたように災害時にも使用されます。
この通り一目で地形が分かるので災害前後を比べる事で土砂の流出状況と言った
災害における被害状況が分かりやすいのが特徴です。
事前に少しでも状況把握が出来ると言うのは2次被害を減らすためにも重要ですよね


私は竹田城の赤色立体地図を実際に見た事があって、
実際に作成した方からお話も聞けて貴重な体験させてもらいました
紙媒体で見てももちろん立体的に見えた
てかモニターで見るのとは違う迫力があった。何かは分からんけど。
A1かA0サイズくらいで大きかったからやろか?笑
いやいや、実際すごかったです。ホンマに!!
こういう地図があるって正直知らなかったので、すごくいい勉強になりました~

地図って昔から身近にありますが、知らない間に色んな地図が作られてます。
赤色立体地図は国土地理院のHPからも閲覧可能なので、
自分の住んでる地域とか見てみるのも面白いかも?!