最近、奈良や京都に赴き仏様を拝むことが多い。歳なんかなぁ、なぜか気持ちが安らぐ。
東大寺大仏殿（奈良市）
廬舎那仏（奈良の大仏）
奈良といえば・・・。やっぱり大仏さん。
坐像ですが、像高は14.98mと超巨大。近世以前のものでは日本一の大きさです。
飛鳥寺安吾院（奈良県明日香村）
門前に「飛鳥大仏」の石標があります。
釈迦如来坐像（飛鳥大仏）
我が国最古の銅像仏です。
そして大仏と言えば飛鳥にも。飛鳥寺（安吾院）の御本尊「釈迦如来坐像」は像高2.75mですが、やはり「飛鳥大仏」の名称が付けられています。
諸説ありましょうが、一般的にはお釈迦様の身長が一丈六尺（4.8m）とされているところから、同じ大きさの仏さまを「丈六仏」（じょうろくぶつ）と呼び、これより大きかったら「大仏」と呼ぶみたいです。（坐像の場合はお座りされているから、8尺相当の2.4m）
丈六 釈迦如来立像
皇室の菩提寺泉涌寺（京都市東山区）の塔頭である戒光寺の本尊です。身の丈5.4mの丈六仏で、運慶湛慶親子の合作と云われています。【堂内は撮影禁止でしたので、パンフレットから掲載】
さて大仏のことは置いといて、「丈六仏」について・・・。
お釈迦様の等身大ということは、生き写しのお姿であり、お釈迦様を身近に感じることができる大きさ。有名なものは京都市東山区にある戒光寺ご本尊。実に大きい、等身大だからこそお釈迦様を身近に感じることができる。
今も昔も拝む方々はこの尊像を見て神々しく感じていたんだろうなぁ。
エヴァンゲリオン初号機
京都の太秦映画村に造られたＥＶＡ初号機
横から見てみも大迫力！
実は本物に近い大きさに感動するのは、仏さまに限ったことではありません。
現にアニメに出てくるロボットを見てみると・・・。
京都市の太秦映画村にある「エヴァンゲリオン初号機」。『新世紀エヴァンゲリオン』として1995～1996にテレビ放映され,何本もの映画が公開された大人気のアニメです。作品中、全長は40m程（諸説あるそうです）に描かれていますが、あまりの大きさのため、映画村では上半身のみの建造でした。
鉄人28号
ビルのまちにガオ～♬ 夜のハイウエーにガオ～♬（⇚主題歌です）
売店と比較して大きさがわかります。
次は神戸市の若松公園にある「鉄人28号」。1956年～1966年まで少年雑誌に連載されたロボット漫画の先駆的作品。
作者の横山光輝さんは作品の中で全長18mに設定されています。
若松公園の鉄人も18ｍに製作されており、迫力満点！！
ガンダム
最後は福岡市のららぽーと福岡に立つ「ガンダム」。『機動戦士ガンダム』として1979年～1980年に放映されたロボットアニメですが、鉄人２８号と同じ全長18ｍの設定。こちらも等身大に製作されています！！
どうです⤴ これだけ大きいと感動しませんか⤴
多分、この感覚が丈六仏を見た人々に共通するのかなぁと思います。
まぁ、世代的には・・・・。
だれかマジンガーZの等身大を作ってくへんかんぁ！と思うおじさんでした！
