7月に入った、先ずは総社に朔日詣り、からの茅の輪くぐりへと。
1年の折り返しであるこの時期、そう、蓮の季節やぁ!
やけど、あっちゅー間。なにせ蓮は開花して5日目には枯れてしまう。
どこか見に行こうかなぁ。見頃は過ぎているかなぁ。蓮が綺麗なのは午前中だけだしなぁ。
色々考えてもしょうがない、
うーん、辛抱できない。朝、6時に京都へと走る!!
東寺に到着!!
蓮池、やっぱ綺麗や、満開の蓮、見頃でしたわぁ~。
境内に入ると白い蓮もある。貴婦人やなぁ!
蓮が記された記録としては、『古事記』で出てくる雄略天皇と赤猪子の悲恋があります。
若い頃に恋に落ちたものの、願いかなわずに80歳を迎えた二人。
再会後、雄略天天皇がお詫びを言うと、
赤猪子は
日下江の入江の蓮 花蓮 身の盛り人羨しきろかも
日下江の入江の蓮。花が咲き誇っている。そのような若い盛りの娘たちがうらやましい。
と涙したという。
蓮は、美しさ、若さの象徴でもあるんやね。
話は変わって、蓮と言えばレンコンを思い返す人も多いでしょうが、私はやっぱり台座の方を想像してしまう。
蓮華座。そう、ほとんどの仏像がお座りになる台座ですが、これはお釈迦様が初めて歩いた時に、その足跡から蓮の花が咲いたという故事から来ているものです。
だから花言葉は「神聖」!
また、汚れた泥水の中でも美しい花を付ける所から「清らかな心」という花言葉も。
「神聖」、「清らかな心」。私には無縁の言葉でしたっ!! あしからず!