さて話は戻りますが、加古川の鶴林寺さん。聖徳太子の創建と伝わる古刹で、太子堂は平安時代のもの。兵庫県最古の建物だそうです。ここの三重塔は江戸時代の修理でそのほとんどが新材になったらしいのですが、様式は室町時代の建築様式。
あぁ、やっぱりいい寺だなぁ!! 境内を流れる空気もいい!!
三重塔と言えば、播磨には一乗寺(加西市)と斑鳩寺(太子町)もあります。
一乗寺の塔は、平安時代末期、承安元(1171)年に建立された国宝。また、斑鳩寺は室町時代、永禄八(1565)年に再建された国の重要文化財。
ちなみに斑鳩寺は聖徳太子がこの地に移って建立したと伝わり、一乗寺には国宝 絹本著色聖徳太子像があります。