桜も終わり今からは新緑の季節。日差しも柔らかいし、風も心地よい。

いい季節やねぇ。

さて、4月半ばの日曜日、恒例のごとく、何もやることがない!!

すると、テレビから「今日は、生田祭。久しぶりに賑わっていますねぇ」と流れてくる。

ならば、やっぱり行くやん!!

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生田神社(神戸市中央区)
 『日本書紀』にも登場する由緒ある神社です。

生田神社は神戸市にある式内社(『延喜式』に記された歴史深い社)。

祭神は稚日女尊(わかひるめのみこと)で、縁結び」にご利益があるとか。・・・。

ふーん、関係ないわぁ

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宮入り
 二の鳥居前では、世話人が神輿の宮入りを待ちます。

夕方に神社到着。すると商店街の方から威勢の良い掛け声とともに神輿が現れ、参道で何度も差上げ。高く差上げられるたびに大きな歓声が上がり、その後、勇壮に宮入りしました。

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神輿渡御
 参道でもある西門筋で、何度の神輿が差上げられます。

こうした神輿渡御は播州の秋祭りなど豊作に感謝する時期によく見られますが、春にも見受けられます。

所謂、秋の豊作に感謝する「新嘗祭」(にいなめさい)に対して、立春から立夏の間に行われる春祭りは、1年の無病息災や豊作を祈念する「祈念祭」(きねんさい)の意味合いがあります。

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福井神楽(福岡県糸島市福井白山神社)
 郷里の春祭り、ここでは神楽が奉納されています。

春の祭り、郷里では神輿渡御というより神楽だったなぁ。

集落の人々が神楽を楽しみに、手弁当を持ち寄り、和気あいあいと世間話や近況報告・・・・。

神輿渡御にせよ神楽にせよ、春祭りは集落の絆を深める大切なもの。

 

四季折々、季節の節目に何らかのお祭りがある日本。

 

やっぱり日本って素敵やなぁ!!