春の嵐、とはよく言ったもので。
先日、鳴門大橋が強風で通行止めになってたのご存知でした?
淡路島までは行けても徳島には渡れないって言う罠。

そんな日に、私は瀬戸大橋を渡り、香川を通り抜け、鳴門の地に行きました。
交通費、予定の倍かかったね・・・(遠い目

徳島での目的地は【大塚国際美術館】です
お土産売場にボンカレーありましたよ笑
館内の見学コースが大体4kmあるらしくて。
友人と行ってたんですけどゲルニカ見る頃には2人とも無口でした笑
※ゲルニカはピカソの作品で順路的にほぼ最後にあります

さて、3月30日はフィンセント・ファン・ゴッホの誕生日だそうです(オメデトー
【大塚国際美術館】にも彼の作品の陶板名画が数多く展示されていました
ファン・ゴッホと言えば!!!

ひまわり

ですよね~。
実際、同美術館の人気投票でも1位でした

ひまわりは全部で7作品ですが1枚、
『幻のひまわり』と呼ばれている作品があるのは知ってましたか?
「見た目は子ども、頭脳は大人!」でお馴染みの人気アニメの映画でも取り上げられたので
知っている方も多いかも?!

現存する6つの『ひまわり』と『幻のひまわり』を併せた計7つの
ひまわりが一気に見れるのはここだけなんですよ


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真ん中の作品が『幻のひまわり』です。
こちら別名『芦屋のひまわり』と呼ばれているのですが、
その名の通り芦屋の実業家のお家に保管されていたんです。
幻になってしまった理由は第二次大戦の戦火によって焼失してしまったからなんです・・・
二度と本物を見ることは出来ない作品です

この作品の購入の立役者が武者小路実篤。
小説家であり画家でもある彼によって多くの西洋絵画が日本に紹介される事になりました。
今で言う『推し』の一人がファン・ゴッホだったんですね~
武者小路実篤記念館に貴重なカラーの図版が残っており、
このように復活させる事が出来たんだそうです。

この『ひまわり』背景の色がロイヤルブルーだったり、
テーブルの色が紫だったりと他の作品にはない特徴があって面白いです。
何で?とか想像してみたり・・・

ちなみに個人的には大塚美術館では展示してませんが・・・
ファン・ゴッホの作品の中では『夜のカフェテラス』が一番好きです
とか言うてみたけど芸術に明るくはないです笑

ファン・ゴッホは日本の浮世絵に強く影響を受けた事が分かっています。
そのほかに睡蓮で有名なモネ、「近代絵画の父」とも称されるセザンヌなど、
たくさんの画家が浮世絵に影響を受けています!
日本の浮世絵、海外でも大人気ですね~
江戸時代から既に「COOL JAPAN」は始まってたようです?!


日本では「ゴッホ」って呼ばれていますが、「ファン」も含めて一つの苗字らしいです。
一応敬意を込めて【ファン・ゴッホ】にしてみました(呼び捨てやけど笑