世界中の様々な国で伝統文化を残そうと様々な活動が行われています。
今日はニュージーランドのマオリの伝統文化の継承について書いてみようかと。
私たちは古い言葉として【古文】を習いますよね~。
そりゃね、【あり・をり・はべり・いまそかり】なんてラ行変格活用とか
そりゃね、【あり・をり・はべり・いまそかり】なんてラ行変格活用とか
もうサッパリ~ですが笑
何となくでも日本語は日本語のまま、ですよね。
ですが、ニュージーランドでは原住民の言葉として
【マオリ語】
言語として英語とは全く異なる言語を残そうとしています。
ラグビーの試合開始前に行う【HAKA(ハカ)】で使用されているのはこのマオリ語で、
このハカのリードと呼ばれる掛け声を掛ける役はマオリの血を引いた人にのみ!
許されているとても大事な役なんですよ~。
国勢調査みたいなやつの質問項目にもマオリの血を受け継いでいるか?とかあります。
あなたは何系?みたいな質問とか。(スコットランド系とか色々ある)
マオリの文化や言語は衰退の一途でしたが、
このままでは失われてしまう!!!と危惧して、
現在はマオリの文化や言語を後世に残そうとニュージーランドは奮闘中?です。
マオリ語専門のチャンネルがあったり、
学校の授業でマオリ語やハカを習ったり、全国大会とかもやってます。
マオリ語と日本語は共通点があって
母音が「a i u e o」なんやって~。
例えばニュージーランドはマオリ語でAotearoa(アオテアロア)など、
結構読みやすい単語もありますが・・・
ファカレワレワ渓谷の案内板みたいな【Tewhakarewarewatangaoteopetauaawahiao】
なっっが!!てなるようなのもあります。
どお?読める?
マオリの文化にはマラエと呼ばれる集会所があって、
儀式が行われたり重要な場所とされています。
生徒たちはこのマラエに行ってマオリ族に受け継がれる
知恵、植物、風習、楽器、ものづくり、
などを伝えたりしています