先日、葵祭の斉王代が選出されたニュースがありましたね~。
4年ぶりだそうで。
少しずつですが、日常が戻ってきたんかな?と言うところでしょうか。

葵祭は京都三大祭の一つで後の二つは
時代祭と祇園祭です。
それぞれ主催?する神社が異なっています。
来月開催される葵祭は上賀茂神社・下鴨神社、祇園祭は八坂神社、時代祭りは平安神宮です。
どのお祭りも日本を代表するお祭りですが、
中でも祇園祭は日本三大祭の一つでもあります。
今日触れたいのはこの祇園祭なのですが・・・
祇園祭について動く美術館だー!とか、タペストリーが!!とか、
あれこれ書いてたら収拾つかないと思うので。
私らしく?食べ物1点突破でいきます笑

この前、京都出身の友人からお土産にあるお菓子を頂いたんです~

その名も

したたり

琥珀羹と呼ばれる寒天を溶かして作られたお菓子です。

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見た目羊羹みたいですが、もっと透け感があります。
写真撮るのが下手で申し訳ない

この【したたり】は菊水鉾にゆかりのお菓子なんです
祇園祭の時、菊水鉾ではお茶会を開催しているのですが、
そのお茶会のためのお菓子として作られたのがこの【したたり】です。
作っているのは亀廣永(かめひろなが)さんです。

祇園祭のお茶会でのみ楽しまれていたのですが、
今では通年販売されていていつでも楽しむ事が出来るそうですワーイ

事務のフナコシさん(仮名)に切ってもらいました~。
寒天なんでしっかりしてるかと思いきや、崩れそうで崩れない絶妙な柔らかさ!!
黒糖の上品な甘さで美味しい
本当ならお薄下さい!!ってところなんですが・・・
お薄があるはずもなく笑

一足早い祇園祭を楽しみました?!?!

ちなみにこの菊水鉾のお茶会ではお皿がお持ち帰り出来るそうです。
そのお皿が「景徳鎮(けいとくちん)」のものだそうです。
毎年お皿の色が違うそうで、このお皿コレクターの人もいるそうです。
ちゃんと持って帰れるようにお皿サイズの袋も置いてあるんやって!

景徳鎮は中国にある都市で陶磁器の生産地として世界的に有名なんですよ~。
漢の時代には既に陶磁器の生産が行なわれていたそうです。
磁器、瀬戸物のことを英語で「China(チャイナ)」と呼ぶのですが、
中国で生産されたものを使用していたのでそのまま「China」が定着したみたいです。
ただ、今でも通じるとは思うけど、ややこしいから別の単語使ってそう

祇園祭に行かれた際には菊水鉾のお茶席で【したたり】
楽しんでください~。
冷んやりぷるぷる、ほろほろで美味しいですよ~


・・・ちょっとだけ賞味期限過ぎてたのはゴメンやで笑
(※食べた人にはちゃんと言うてるで!)