『土佐日記』ならぬ『加賀日記』の2回目は金沢観光からスタートです!

金沢市内はバスで移動になります。
1人で2座席のゆったり旅でちょっと一息です

と言ってもすぐに昼食時間です~
お昼は兼六園のすぐそばで頂きます!!
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お昼から飲んじゃった笑
だって加賀梅酒って書いてたんやもん
ちなみにデザートも出てたんやけど、気付いたらなくなってた!!
不思議~・・・(遠い目


腹ごしらえも済んだところで、いざっ

歩きます

そう、歩くんです。

兼六園をぐるっと散策して、金沢城公園の方まで約1時間程度
食後の運動でーす!




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兼六園

兼六園に入場するためにちょーーっとだけ階段登ったんですけど、
調査員ふっくん(matsuuraシブがき隊)
自称「200m以上歩かない」男やから・・・もう階段だけで満足やったらしい笑

天気が良くて見晴らし最高
お菓子の名前にもなっている雪吊り
琵琶湖からやってきた松
理想の色の苔(去年の写真旅行で苔玉作ったから)
そして・・・謎の石。
これ、何の意味があるの???と皆で眺めてました笑

理想の色の苔とかもそうなんですが、ちゃんと管理するために
作業されている方々がもちろんおられまして。
苔とかに混じる雑草とか抜いたり、上に積もったゴミをほうきで掃ったり、
本当に地道な努力によって兼六園を守ってるんやなぁと。
尊敬

謎の石は【止め石】とか【関石】などと言って立入り禁止を示す石だそうです。
こうやってポツンと置かれてると動かしたりしたら罰当たりそうって思う


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はしゃぐおじさん(ふっくん、めっちゃ笑顔)
写真撮る邪魔しまくったから私の笑顔の写真が
ふっくんのスマホに数枚おさまってる笑
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成巽閣(せいそんかく)と言う重要文化財の入口
13代藩主が母のために建てたそうです
※別料金なので入ってないです~
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こちら、日本最古と言われている噴水です
水の高さは約3.5mとか何とか

これを見て我ら測量部が議論しだしました笑
「3.5mあると思う?」
「えー3mあるか微妙じゃない?」
「スタッフ(測量道具)持って来て測りたい」

地味に職業病?を発症したところで次に移動です

そのまま歩いて金沢城公園に行きます~

の途中で金箔ソフトを食べだす2人
さっきお昼食べたとこ~
なんて言いつつ皆でワイワイ移動します



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金沢市は震度5だったそうで、一部被害が出ておりエリア制限がされていました。

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金沢城は天守がありません
落雷による火災で焼失したそうです
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石垣がカラフルなのが特徴の一つ
石垣については後ほど~

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挟間(さま)を見つけて喜び

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いっぱいの狭間を見つけて写真撮る



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そして何の根拠もなく個人の主観のみで

「うちの三の丸の方が広い気がする!」

とケンカ売る
(うち=姫路城)

そういうのアカンで




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こちらは橋爪門続櫓

この櫓を五十間長屋と呼ばれる武器庫等の役割をしていた建物が
渡り廊下のように続いて菱櫓につながっています
(※菱櫓はアップで撮ってないですが、三の丸の写真の右側の建物がそうです)


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そしてベンチでくつろぐおじさん2人

もう十分歩いた!!と言ってたふっくん。
ちゃんと歩いて偉かったね


で、ちょっと補足?です。
金沢城の天守閣ですが、焼失したのはめっちゃ前です。
江戸時代の時点で天守閣は無かったらしく、
天守閣より小さめの3階建て?櫓があったそうですが、これまた焼失。
そのまま天守閣がないままを貫きました。
なぜ、天守閣を再建しなかったのか?
それは加賀藩は幕府から反乱因子として目をつけられていたからではないか、
と言われています。
加賀藩は外様ではありましたが元は徳川家の敵対勢力でした。
そこに加えて加賀百万石と評されるほどの財力
幕府はいつ謀反を起こされるか分からん!とずーーーっと警戒してたようです。
実際、ちょっとお城修復(無断で)したり船買ったり、
戦での労をねぎらった事により【謀反】と疑われて大変やったみたいです

なので、どうせ再建したって目つけられるだけやから天守閣いらない
ってなったのでは?と言う説が有力なんだそうです。


そして、金沢城の石垣についてです。
金沢城は【石垣の博物館】と呼ばれる程多種の石垣を見る事が出来るそうです。
【自然石積み】【粗加工石積】【切石積】
私たちも入って石垣見てアレコレ議論してたんです。
あっちとこっちで積み方違うやん!とか綺麗過ぎん?とか
門の写真に写っている石垣が【切石積】
その名の通り切石を用いた石垣なのですが・・・
なんでも積んだ石の型取りして、それに合わせて次の石を加工して隣に積む
と言う大変手間のかかった石垣です。
さらにこの切石積み石垣の中でも表面加工してあるものがあり、
表面を平らにしてさらに角を縁取りするひと手間が加えられたものも
これは人目につきやすい場所に使用されているそうで、
加賀藩の財力?勢力?を伺い知る事が出来る石垣です
私は見学していないのですが玉泉院丸庭園は石垣込みでデザインされたお庭で
石垣がそこにあって当たり前と言うお庭です。
美的センス大爆発

加賀藩藩主の前田家は幕府から警戒されていたことから軍事面ではなく文化や工芸に
その財力を費やした事で今の金沢、石川県があります。

さぁ、お昼食べて
散歩して
次は・・・

ほろ酔い気分をお届けします~