9/8、世界が驚くニュースがもたらされました。

イギリスのエリザベス女王が崩御されたとのこと。
3ヶ月前に在位70年を祝うプラチナ・ジュビリーでその元気なお姿を披露されていただけに、
とても驚きました。

くまのパディントンとの共演は記憶に新しいですし、
ロンドン五輪の際には007/ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)と
ヘリからダイブする演出もありましたよね~。
(※実際はスタントですけど、その演出自体に許可・・・日本じゃ無理?!)

メディアで紹介されるお姿を拝見するに、
とてもユーモラスでチャーミングな女性・・・と言うイメージが強いです。
ご高齢でもいつも背筋がピシッ!となっている姿、威厳に溢れて素敵でした
しかもめっちゃくちゃオシャレ

オーストラリアやNZなど、女王を国家元首としていた国は15カ国もあって、
お札にはエリザベス女王が描かれているんですけど、変更されるんでしょうね~。
手元にいくらかあるんやけど・・・。
日本と違って古いデザインの紙幣ってあんま受取ってもらえないんですよね
しかも日本より頻繁にデザインが変更されるし。
あっ!さっさと行けばいいのか。
さすが私、名案



roses
バラはイギリスととても縁が深い花です

薔薇戦争ってご存知ですか?
ジャンヌ・ダルクが登場する百年戦争で、フランスと揉めに揉めた後、
ヨーク家とランカスター家のどちらがイギリスの執権を握るか!!で揉めた内乱。
どちらもエドワード3世の血を引く家柄なのですが、
百年戦争自体、どちらもフランス人王朝同士の内乱だったし、
ずーーーっと身内で揉めてるって考えると、何ていうか・・・元気だなぁって


白いバラはヨーク家の、赤いバラはランカスター家の象徴と位置づけて
後に薔薇戦争と呼ばれるようになりました。
(実際には白いイノシシと赤い竜の旗の下だったみたいですが)
勝利したのはランカスター家で、ランカスター家側であるテューダー家に
ヨーク家のエリザベス女王(エリザベス・オブ・ヨーク)が嫁いだ事により、
薔薇戦争の最終的な決着がついたとされています。(ヨカッタ


現在、英国国王の紋章には赤と白の2色使いの薔薇が用いられているのですが、
これは「テューダーローズ」と呼ばれているんですよ

と言う事で、
の薔薇
の2色薔薇

そしてクイーン・エリザベスと言う品種の薔薇がピンク
イメージなのでピンクで薔薇を折ってみました。


イギリス国歌 も【God Save the Queen】から、
【God Save the King】に変更になりました。
君主の性別によって、QueenとKing、her と him/his など歌詞が変更される、
世界的にもちょっと珍しい国歌です

イギリス万歳!ってワケでもないし、行ったことすらないけど、
それでも何となく寂しく感じてしまいますね。


R.I.P Ma'am.