暑い暑いと言いつつ、もう9月です。


突然ですが、姫路市立美術館に行かれたことはありますか?
9/5まで特別企画展として
「日本の心象 刀剣、風韻、そして海景」
が開催されています

刀、いいですよね~。美しい
と・・・それはそれで。

今日お伝えしたいのは今回の題目
【ニース郊外の風景】
についてです。

これは姫路市美術館所蔵のフランス人画家アンリ・マティスの作品名です。
マティスは【色彩の魔術師】の異名を持つ画家。

彼の【ニース郊外の風景】と言う作品が行方不明だった作品の一つである可能性が浮上したそうです。
元々、川崎重工の前身である川崎造船所の社長を務めた実業家・松方氏が所蔵していた
「松方コレクション」と呼ばれる美術品のコレクション。
色々ゴタゴタして行方不明のものも多いコレクションですが、
その一部が写ったガラス乾板(写真的なもの)に該当の絵にそっくりなものがあったそう。
コロナ禍とあって現物が確認出来ない状況だそうですが・・・
ほぼ間違いないとされています
元々美術館にあった絵ですが、今回の話題で注目されそうです



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マティスの最高傑作といわれる
「赤のハーモニー」(別名:赤い部屋)

180cm×220cmの巨大なカンバスに描かれたこちら。
(写真はポストカードです笑)
約10年前に展覧会で来日した際、見に行ったのですが、目に飛び込んでくる
色彩の魔術師の異名に相応しいインパクトでした
こちら、最初はだったそうですが依頼主の要望でになり・・・
気に入らないマティスが最後はにして「赤のハーモニー」になったそうです笑


特別展と併せて、マティスはいかがですか?
美術館自体も登録有形文化財に指定されているステキな建物ですよ~